エンジンを始動して、しばらく走行して一度エンジンを切った後に、Pレンジ及びNレンジで再始動後エンジンがハンチングを起こす症状です。また、Dレンジに入れた瞬間にハンチングが止まり通常のアイドリング回転で安定します。
今まで、エンジンハンチングが起きた場合、吸気系統、燃料系統を調べていくのが通常の整備ですが、今回の場合トランスミッション内部のバルブボディに付いている油温センサーの異常によりエンジンがハンチングを起こしました。
診断機の測定で通常、油温が90度前後の数値が出ているときは通常ですが、急に20度に変化し、その瞬間ハンチングの現象が起こります。
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丸印の部分がバルブボディに付いている油温センサーです。
油温センサーの信号の異常によりハンチングを起こした主原因の部品です。
今までの修理では、エンジン関係の不具合が発生した場合、エンジンに付随する部品から判断していきましたが、MF16の場合、エンジン関係だけで判断するのではなく、ミッション関係も連動していると言う事を踏まえた上で、エンジン・ミッション関係を平行して調べていく事が必要であると言えます。
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