これはセカンダリープーリーのベアリングカラー部が傷つき、異音の発生の原因となっていました。
アイドリング時では、異音は発生しませんが、低速時からすぐに異音が発生します。
今までの異音の発生原因はシャフトリア側のベアリングにガタが生じ異音が発生し、酷くなるとインプットシャフトのベアリング辺りが傷つき、走行時うなり音が発生していましたが、今回ミッションを分解してみると、セカンダリープーリーのベアリングカラー部が傷つき異音の発生原因となっていました。
このカラーはCリングで留まっていて、更に圧入されています。
カラーを取るためにプーラーを使い脱着していきます。また新品部品を取り付けるときには、プレスにて圧入で組み付けて作業を進めていきます。
組み付ける際には、国産のベアリングに変更して組み付けて行きます。
左下の画像はプーリーをプーラーにセットして、カラーを脱着している画像です。
右下の画像はプーリー本体とカラーを外した画像です。