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1)今回の症状は、Dレンジに入れた時に前進しません。Rレンジに入れた時は通常通りに動きました。考えられる事はミッション内部不良と考え、まず1はミッションを脱着した画像と2はコンバーターを脱着しミッションハウジングを外した画像です。 |
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3)オイルパンをオイルフィルターを外すとバルブボディが見えます。
4)バルブボディを外した後に油圧通路にエアを入れて各クラッチの動きを確認します。今回の症状から考えられるクラッチはKIクラッチが損傷していると考えられるので特に注意して確認して行きます。
エアを入れた時に既にKIクラッチにエアの漏れが確認出来ました。おそらくこの時点でKIクラッチのオーリングに損傷があると考えられます。 |
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5)オイルポンプを脱着してB1クラッチアプリーリング及びK3ハウジングを脱着します。 |
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7)次にフロントプラネタリギアを脱着します。プラネタリキャリア及びインプットシャフトを外していくと今回の主原因であるK1クラッチハウジングがあります。 |
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10)B2クラッチアップリーピストンのオーリングシールを交換している画像です。 |
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11)K2クラッチハウジングの画像です
12)全部外した後に組み付けをしている画像です。F1ローラークラッチ&リアギアまでを組み付けた画像です。 |
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14)K1のクラッチフリクションプレートが熱により真っ黒に焦げて曲がっています。 |
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15)K1クラッチハウジングも熱により色が変色しています。見た目では分かりませんが歪んでいる可能性もあるので、このハウジングは交換します。 |
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17)ハウジングを組み付けている画像です。
18)バルブボディを組み付ける前に各オイル通路にエアを当ててクラッチの作動及びエア漏れがないことを確認してからバルブボディを組み付けます。 |
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19)新品のバルブボディと今まで付いていたバルブボディです。
20)バルブボディとオイルフィルターを取付け最後にオイルパンを取付けます。 |
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21)オーバーホールが仕上がった画像です。
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