セカンダリーベアリングとプライマリーベアリングにガタが出た場合には、インプットシャフトのローラーベアリングが接触する部分にこの様に段差が出て異音が発生します。通常ならばプラネタリギアセットを交換すれば済みますが、部品代がかなり高額な為今回はシャフト加工で対応します。シャフト加工で対応する事によって、部品代が三分の一で済みます。
この場合にはこの段差を取り除く為に、まず、ダイヤルゲージを使用して削る前のセンター出しをします。
この時点で触れがゼロになる事を確認します。
シャフト部の基準寸法はφ38でしたが、ひずみ部分がφ37.7でしたのでφ37.67まで削っていきます。
基準より0.33細くなっていますが、これからクロームメッキをかけていき基準のφ38の基準まで肉付けを行います。
この写真は旋盤でφ37.67まで削り込んだ写真です。
クロームメッキをかけたて、φ38に加工し終わった写真です。
後は、セカンダリーベアリングとプライマリーベアリングは国内製のベアリングに交換をして、いつも通り組付けて終了です!
CVT異音修理実績
GH-RA16 平成17年式単体(兵庫県あわじ市)・GH-RA16 平成17年式(静岡県富士宮市)
GH-RA16 平成16年式単体(福島県曽根田町)・GH-RA16 平成18年式(秋田県湯沢市)
GH-RA16 平成19年式(兵庫県神戸市)・GH-RA16 平成17年式(神奈川県横浜市)
GH-RA16 平成16年式(埼玉県さいたま市)・GH-RA16 (大阪府高槻市)
GH-RA16 平成18年式(北海道帯広市)・GH-RA16 平成15年式(神奈川県川崎市)
GH-RA16 平成15年式(埼玉県比企郡)
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