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1)左ハンドルで珍しい車両が入庫しました。
2)エンジンルームも右ハンドルとは違い、ブレーキ
関係・パワステ関係の部品に違いがあります。 |
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3)入庫した時点で、エンジンをかけてクラッチを切
ってもギアが入らない状態です。クラッチが滑っ ているのだと思いミッションを脱着して作業始め ました。
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5)ミッションを外してみると、主原因はレリーズフ
ォークが破損してクラッチが切れない事が原因で
した。
6)当然、ベアリングの当たりが悪くベアリングとカ
バーも破損していました。
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7)レリーズフォークが錆で固着し、プーラーでも
外れず、色々なメーカーの浸透剤を使用しました
が、やはりバサラ/ステンコロリンは効きが違い
ます!
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9)外したレリーズフォークですが、これではクラ ッチが切れる状態ではありません。
10)部品がないので修理で対応していきます。
破損したレリーズフォークを点付けで溶接しま
す。 |
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11)点付けした後にフライスで左右の傾きをダイ ヤルゲージを使って水平を確認します。この後 、本付け溶接します。
12)レリーズフォーク下側のカラーが破損していた ため、これも旋盤で加工していきます。材料は ナイロンで加工していきました。 |
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13)カラーを加工した時の画像です。
14)ミッションハウジングへと取り付けていきます 。 |
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15)最後にグリスを塗布し、清掃して作動確認し
てミッション側の作業を終了しました。後は、 クラッチカバー・ディスクを交換しミッション を取り付けてほとんどの作業は終了です。 |