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1)ヘッドカバーを開ける前にエンジンをアイドリングからレーシングすると吹き上がりが悪く、異音も発生していました。
2)ヘッドカバーを開けてみるとオイルがヘドロ状になっていました。なぜ吹き上がりが悪いのか原因をオイルが交換されてオイル汚れが吹き上がりを悪くしただけではないと判断し、カムロックを付けてバルブタイミングを点検すると、カムロックがはまらず、バルブタイミングがズレている事がわかりました。 |
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3)原因はオイル交換をしなかったため、カムの抵抗が増え、タイミングがズレたのが原因です。
4)オイルポンプにも汚れが付着しています。これらエンジン内部の部品を全て脱着して清掃していかなければ直りません。
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5) フューエルプレッシャーポンプ
6)ヘッドを剥ぐってシリンダー内のオイル通路にも
オイルの汚れがこびり付いています。 |
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7)ヘッドを外した全体の画像です。
8)オイルポンプの画像。
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9)全ての部品をこの様に清掃していきます。
10)洗浄剤で汚れを浮かした後にスチームクリーナで汚れを落としていきます。 |
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11)オイルパンにも汚れたオイルがびっしり付着しています。
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13)カムシャフトの画像で、洗浄後の画像です。
14)ラッシュアジャスター・カムキャップ・ローラー等の洗浄後の画像です。 |
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15)ヘッドを脱着しバルブを脱着している画像です。
16) 脱着したインテイクバルブです。
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17)インテイクバルブの吸入側にカーボンが付着しています。吸入効率は確実に落ちてしまいます。
18)バルブオイルシールにもスラッジが付着しています。 |
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19)ヘッド内部に付いているタイトプラグにもスラッジが溜まっています。
20)タービンの画像でオイル通路を丹念にパーツクリーナで洗浄します。 |
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21)ターボのオイル通路を拡大した画像で、スラッジで通路が塞がれている状態です。脱着前に白煙等を確認した時に煙は排気よりオイルが燃えていることはありませんでしたが、ここまで酷い状態だとは想像していませんでした。
22)ターボの油圧パイプ内にもスラッジがびっしりと付着しています。 |
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23) 全ての部品を洗浄して組み付けて終了です。
全ての部品を洗浄するのに4日かかりました!
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★オイル交換は定期的に交換しないとこの様な状態になって費用もかかるので、早めのオイル交換をオススメします!!
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