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入庫した車両は、2番と3番の圧縮が0で、1番4番の圧縮が3kgf/cm 2と、4気筒とも非常に圧縮が低い状態であった。
分解する前に考えられる不具合箇所は、バルブタイミングのずれ及びバルブの曲がりが考えられます。
左の写真は分解時に他に不具合箇所が発見された箇所で少量づつ冷却水が漏れているのが見つかりました。
ホース及びタンクを同時交換しました。 |
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3)フロント周りを外して他に不具合箇所が無いか確認しながら分解していきます。
4)ヘッドカバーを外すとテンショナーガイドがバラバラに砕けているのが確認出来ました。テンショナーガイドが破損したためにバルブタイミングがずれ圧縮がなくなってエンジンがかからなくなったのです。 |
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5)テンショナーガイドは薄いプラスティックで出来ているため非常にもろいです。エンジン内の温度に耐えられる材質だとは思えません。
6)マニホールド側から圧縮空気を当てると2番3番エキゾーストバルブに曲がりが確認出来ました。 |
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7)外したインテイクバルブ/エキゾーストバルブを全て脱着し点検清掃します。 |
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9)ヘッドの付属部品を全て脱着し清掃します。
昔と違い洗剤が非常に良くなったため、クリーニングする時間がかなり短縮されるようになりました。 |
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かなり綺麗になります!
12)あとは過去にも掲載しましたが、組み付けて作業終了です。
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